ザ・ヨコハマタワーズ=栄町=内の「横浜ぶらり歴史散歩の会」がこのほど、会員たちが撮影した横浜市内の名所を集めた写真集『横浜百景』(非売品)を作った。
会長の武内勝さんが2011年に発足した同会。横浜の散歩を通して、「歴史や季節、祭りや芸能を楽しむこと」と「メンバーの健康増進と相互の親睦を深めること」をモットーに活動を行ってきた。会の企画としてそれぞれが訪問先で撮影した写真を使ったフォトコンテストも開催。さらに同マンションのあるヨコハマポートサイド地区は「アート&デザイン」をコンセプトに街づくりが進められていることもあり、マンション管理棟の展示スペースでの写真展の開催も行ってきた。
今回は、会のこれまでの活動の様子や総勢21人のメンバーから集まった写真をフォトブックにまとめた。全144ページの同書内では、テーマごとに写真を紹介。「ミナト ヨコハマ」では臨海部の姿を映した作品が、「開港前後」では横浜開港の史跡など歴史を物語る写真が掲載されている。そのほか四季を感じさせる一枚など、メンバーの個性豊かな作品が揃う。11月9日〜17日には、マンションの展示スペースで11回目の展示会も開催した。
メンバーの最高齢は95歳で、平均年齢は約80歳だが、創作意欲は衰え知らず。会員からは「入会をきっかけに写真を撮るように。今はスマホもあるから気軽に参加できる」「活動を通して友人ができた。おすすめのお店なども紹介しあって楽しい」との声が上がる。武内さんは、「おひとりさまも多い中、人とのつながりは大切。これからも楽しく元気に活動を続けていきたい」と話す。
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