日産自動車株式会社横浜工場=宝町=は11月15日、横浜市民防災センター=沢渡=で、神奈川消防署の署員らを対象に、特別講座を行った。
これは、交通事故での車両からのレスキュー活動時において、電動車両での感電事故などを防ぎ安全に作業を行うための講座。当日は同消防署の署員のほか、市内18区に配置される消防職員も参加した。
日産をはじめ自動車メーカーでは電動車両の数や種類が増えている。自然と電動車両でのレスキュー活動の機会増加も予測されるが、その際に感電や電気火災のリスクが高まる。講座の前半では同社の職員が、電気自動車の構造の説明や作業時の正しい手順や安全ポイントなどを解説。車両火災や水没、高電圧バッテリー液漏れ時などの対応方法も指導した。
後半は、実際の電動車両を使って、部品の位置や取り扱いについて紹介。署員からの質問にも答え、安全な作業方法を確認した。同社の村守実課長は、「消防活動に貢献することは、自動車に乗る皆さんの安全を守ることにもつながる」とメーカーとしての思いを語る。参加した消防署員も「実車で確認するのは貴重な機会でありがたい。しっかりと地域の安心・安全を守っていきたい」と振り返った。
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