東海道五十三次の一つ神奈川宿を舞台にした「神奈川宿フェス2024秋」が11月24日に開催された。地域住民有志による神奈川宿盛り上げ隊(歴史のまち神奈川宿協議会)の主催。
「歴史資産を生かして地域を活性化したい」と昨年開催された同フェス。神奈川宿歴史の道をめぐるスタンプラリーでは、スポットとなる5寺社を巡ってスタンプを重ね捺すると、神奈川宿の『東海道五拾三次』の図柄のポストカードが完成する。当日は、マップが描かれたチラシを片手に歩く地域住民の姿が各所で見られた。
さらに今年は、「秋の大感謝祭」と銘打ち、縁日やステージイベントがパワーアップ。前回は縁日の会場は洲崎大神のみだったが、今年は新たに3会場が加わった。笠のぎ稲荷神社の神楽殿と神明宮ではステージパフォーマンスを開催。ゲスト歌手や地域団体による様々な演目が行われた。幸ケ谷小学校の児童たちによる大道芸やエイサーのパフォーマンスも大いに盛り上がった。甚行寺を含む4会場では飲食などの計20ブースが出店し、各テントの前には笑顔の列が伸びた。
同小学校の児童たちはブースでも活躍。洲崎大神では、神奈川宿の歴史紹介や障害の有無に関わらず誰もが楽しめる本を届ける「りんごプロジェクト」の啓発ブースで、それぞれが学習した内容を発信した。歴史ブースでは、当時の奉行所に関するクイズコーナーのほか、身に着けて祭りを楽しめるようにと、浦島伝説にちなんだ亀の手作りキーホルダーも用意。参加した児童は「奉行所の人は月収20万円で働いていたのを調べて知った。神奈川宿の歴史を地域の人にも伝えることができて良かった」と笑顔で振り返った。
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