物流企業のパレネット株式会社=栄町=は12月3日、地域作業所のわくわくわーく=反町=に事務作業用のノートパソコン1台を寄贈した。
これは同社が属するロジスティードグループの「まごころ基金」活動の一環。今回はノートパソコンの贈呈を神奈川区社会福祉協議会に打診し、希望施設の中から抽選で同作業所に決まった。
わくわくわーくは、視覚と聴覚に見えにくさや聞こえにくさのある盲ろう者の働く場所や社会参加の場として2007年に設立された。市内を中心に15人が神奈川区役所からの配布物整理や、草履や小物などの製作に従事している。
当日は菊池一裕部長ら同社社員が来所し、施設利用者に直接パソコンを贈った。利用者の川島朋亮さんは「盲ろう者にとってはパソコンは大事な情報源。職員の方の資料作成や通所者へのメール送信に使われるということで、通所者を代表して御礼申し上げます」と述べた。
わくわくわーく運営法人の星野勉理事長は「通所者さんや通訳ボランティアなど携わる人の幸せのために有効に使わせていただきます」と話した。
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