幸ケ谷小学校6年1組は12月11日、幸ケ谷公園コミュニティハウス(チェリーハウス)に本を寄贈した。
これは児童たちが今年4月から取り組んでいる「りんごプロジェクト」の活動の一環。同プロジェクトは、障害の有無に関わらず誰もが楽しめる本を届けるもの。学校図書館の司書らから紹介され活動を開始した。
1年を通して、車いすバスケの体験や福祉施設への訪問、視覚障害者との交流などを通じて障害への理解を深めた児童たち。11月の「神奈川宿フェスタ」では、”りんご味”のポップコーンの販売などでプロジェクトを啓発し、募金活動も行った。
今回は、フェスタでの売上や募金をもとに、約15冊の本を寄贈した。これらは、視覚障害者らでも楽しめる本をまとめた「りんごの棚」に配架される。参加した児童のひとり榎本梓乃さんは、「フェスタでたくさんの人にプロジェクトを知ってもらうことができてよかった。地域の人たちの協力のおかげで、りんごの棚ができて嬉しい」と笑顔で振り返る。今後も、点字のある本や触って楽しめる本などを2、3冊ほど追加で送る予定という。
プロジェクトを通して「様々な体験や出会いを経て、児童たちの障害者という言葉へのイメージが大きく変わった」と話すのは、担任の細谷邦弘教諭。「『誰もが暮らしやすいまちづくり』に向けて自分がどんなことができるのかについて考えることができた。今後はそのための行動を示し、継続していけることを期待したい」と子どもたちの成長を見守った。
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