食用加工油脂事業や石けん・化粧品事業を手掛ける太陽油脂株式会社=守屋町=は12月16日〜19日、西寺尾第二小学校の児童を招き、工場見学を行った。
社会科の授業の一環として3年生4クラスがそれぞれ来社した。約230人の従業員が働く同社の工場では、まずは敷地内にある油のタンクを見学。約30種類の油を取り扱っており、大きなタンクに児童たちからは驚きの声が上がった。
続いて、石けんの加工から出品までの流れも実際の作業現場を見て学んだ。固形石けんと液体石けんそれぞれを、機械と人が協業しながら作業する様子を間近で見た。季節ごとの温度や湿度の変化に、石けんが固まる時間が影響を受けないように室内は温度湿度管理を徹底。さらに入室時には、商品にごみやほこりが混入しないように、機械で風を当てるなどして複数回にわたって作業服等の清潔を保っていることも聞いた。
17日に参加した児童たちは、特別な体験を楽しそうに振り返り、「バーコードを読み取って機械が動くのがすごい」「一日に1万個以上の石けんを作っているのを知り驚いた」と話した。同社の担当者は、「子どもたちに、ものづくりの楽しさを知ってもらえれば嬉しい。今後も地域貢献活動に努めていきたい」と話した。
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
昼間に撞ける「除夜の鐘」 東白楽の孝道山12月26日 |
|
|
|
|
人生100年時代の消費者トラブル対策 参加無料先着400名 申し込み不要 当日直接会場(港南公会堂)へお越しください https://www.yokohama-consumer.or.jp/study/lecture/detail2207.html |
<PR>