神奈川区消防出初式が1月11日、反町公園で開催された。
前半の式典では、鈴木茂久神奈川区長や岐部文明神奈川区連合町内会自治会連絡協議会会長らが挨拶。鈴木区長は、「昨年は能登半島地震もあり、日頃からの災害への備えや訓練への参加など、自助・共助の重要性を改めて感じた」と防災意識への思いを口にした。また、消防行政に貢献した人や団体への表彰も行われた。
松崎賢二神奈川消防署長は、昨年の区内の火災発生件数が前年を下回る42件だったものの、火災による死者は4人を記録したことから、火災への注意を喚起。また、表彰者への感謝も述べながら「災害の少ない穏やかな一年になることを願っている。地域の安全・安心を守るため、署員一同力を入れて取り組んでいきたい」と話した。
後半は全国屈指の名門、横浜創英中学・高等学校バトン部が、チアやバトンのパフォーマンスで会場を盛り上げた。続く消防演技では、交通事故現場での消火や救出活動の様子を披露。最後には出初式の名物である一斉放水を実施。区内の安全を願い、青空に向かって勢いよく水柱が伸びていった=写真。
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