「大口で、まちゼミ」に事務局担当としてかかわる 山口 貴弘さん 横浜信用金庫大口支店長 54歳
人の繋がり大事に
○…2代前の支店長が立ち上げに尽力した大口地域の「まちゼミ」運営に関わって3年目。地元商店主らが講師となり専門知識やプロの技を学んでもらう、街一体となった講座の事務局として参加店舗の調整などを行っている。「店主の人柄を知れたり知識や経験も広がったり、地元で新たな発見ができる機会。満員御礼の店舗もあるかもしれませんがぜひ参加してほしい」と呼びかける。
○…全国で広がる「まちゼミ」だが、継続に至らず中断してしまう商店街も県内にはある。そうした中で、会員店舗からも「利用したことのない店の敷居を下げたい」と店舗紹介動画を作成したり、ウェブフォームから受講申し込みができるようにしたりとさまざまな協力を得て今回で8回目の開催。「皆さん本業がある中でいろいろな意見を出していただいている」と感謝を口にする。
○…港南区出身。地元横浜で働き、様々な人との接点を持ちたいとの思いから、横浜信用金庫に入社し今年で勤続32年。これまで営業店は11店舗を経験した。地域密着の信用金庫の仕事だが、DX化や効率化に伴い業務内容も入社当時とは変わりつつある。その中でも大切にしていることが「人と人の繋がり」。「お客様の要望も多角化する中で、ニーズをいかに聞いて、ご提案をして喜んでいただけるか。そうした繋がりで一人でも店舗のファンを増やしたい」
○…プライベートでは、子育てがひと段落したタイミングで憧れだった大型バイクの免許を数年前に取得。社内のツーリングクラブのメンバーとともに、休日は愛車で千葉や伊豆などを駆ける。「危ないから」とずっと反対されていた妻からも「後ろに乗ってみたい」と言われるが「まだ自信がないので」と照れ笑いを見せた。
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