意見広告・議会報告
観光振興に期待 県政報告 神奈川の日本酒の魅力発信 県議会議員 片桐のり子
もうすぐ桜の季節がやってきます。お花見のお供には、神奈川県の地酒はいかがでしょうか。昨年12月に、「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。神奈川県内にも14の酒蔵があり、丹沢山系の伏流水を使用したこだわりの日本酒が造られています。そこで、県議会一般質問において、神奈川の日本酒と酒蔵のPRについて質問しました。
地酒を国内外にPR
近年、日本酒は海外での評価が高まっており、インバウンド消費の増加が期待されています。
特に本県は、羽田空港からのアクセスが良く、リニア中央新幹線神奈川駅の開業も控えており、交通の利便性は優れています。今後さらに観光客の誘致を伸ばすチャンスでもあり、この好機を活かすための取り組みの重要性も高まると考えます。私は、「神奈川の日本酒を国内外にPRし、観光振興につなげるべきではないか」と黒岩知事に問いました。
知事からは、「県として、これまでも『かながわの名産100選』に選定し、観光情報ウェブサイトでPRしてきたが、今後はさらに強化する」との答弁がありました。
具体的には、日本酒と神奈川県産のつまみをセットで紹介する情報発信、酒蔵見学・試飲などを含む体験型コンテンツを海外向けにセールスするなどの方針が示されました。また、国際会議や企業研修旅行(MICE)誘致時も、日本酒を体験できるプログラムを開発するとのことです。
伝統の技を未来へ
私は、2027年の国際イベント「GREEN×EXPO」を活用したPRの強化を要望しました。さらに、酒蔵の事業承継支援や海外販路開拓の継続的な支援も求めました。
かつて神奈川県には75の酒蔵がありました。しかし、現在その数は14にまで減少しています。日本酒は、日本そして神奈川県が世界に誇るべき伝統文化のひとつです。地域の皆さまとともに、神奈川の酒文化を守り、さらに発展させていくために、引き続き県政に取り組んでまいります。
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