西神奈川の「くらしの器と自然食品 匣」であんこのお花絞り教室を主宰する 峰 真理さん 保土ケ谷区在住 52歳
笑顔の花を満開に
○…羊毛作家や和紙人形作家として展示や講師活動をするなかで、「教室後のお茶の時間に、体に優しくて可愛いお菓子を出したい」と思っていた。そんな昨夏、SNSで知ったあんこのお花絞りに一目ぼれ。認定資格を取得し1月に教室を開き、2月には22年間勤めた保育士を退職して作家活動に専念する。「趣味として楽しむのはもちろん、資格を取って仕事にもできる。ぜひ一度体験してほしい」と微笑む。
○…子どもが好きで、短大で資格を取得し保育の世界へ。園での勤務だけでなく施設の託児ルームのアドバイザーなども歴任。在米日本人に住み込みで日本語を教えたことも。「当時1歳の子が大きくなって日本で再会した時は感慨深かった」と回顧する。あんこのお花・羊毛・和紙人形の三刀流での活動の共通点は自由。従来の表現の枠に捉われず、自分自身のやってみたいを形にする。教える時も個性を尊重し「生徒のアイデアに私自身が勉強することも多い」と目を輝かせる。
○…体が弱く学生時代は保健室で過ごす日々。家族や友人、教師ら周囲の支えに助けられた。特に母親は自身や親族の介護に勤しむ人生。そんな母の趣味は書道で、和紙人形の作品展では必ず母の書の和紙を作品にする。「ほんの少しは恩返しができているかな」とはにかむ。いつでも笑いで包み込んでくれる関西人の夫や優しい愛娘と新たな家族も増えた。特に愛犬のマロンちゃんは家庭の中心。「お出かけも旅行もいつも犬と一緒」
○…活動の原動力は、「人を笑顔にしたい」。自身が病弱だったからこそ、体への優しさも第一に考え、素材にもこだわる。現在は薬膳の資格を活かしたより健康なメニューも試案中。これからも周囲に笑顔の花を咲かせていく。
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