コットンハーバー地区の憩いの場として地域から親しまれていた天然温泉スパ・フィットネス施設「INSPA横浜」=本社・東京都港区=が、12月上旬に再開することが分った。2010年9月の閉店時には多くの嘆願書が集められた施設であり、住民からも喜びの声が上がっている。
INSPA横浜は2007年9月、横浜コットンハーバーD街区(商業ゾーン)の再開発の目玉としてオープンした温浴施設だ。地上4階建て(延べ床面積6188平方メートル)の建物に天然温泉やフィットネスジムなどを併設し、地域住民の憩いの場所として親しまれていた。 しかし、同施設は2010年9月、建物所有者の撤退を受け閉店を余儀なくされた。同地区におけるシンボル的な存在で、当時は存続を願う多くの嘆願書も集められた。同施設の閉店後も再開発計画は進められたが、ホテル建設は着工後に中止となり、オフィスビル計画もとん挫するなど、現在も未開発区画が残ったままとなっている。
コットンハーバー地区の住民らも所属する神奈川自治連合会の伊東満会長は「戻ってきてうれしい。街に活気が出てくるのではないか」と期待を寄せる。こうした地域住民の要望を受け、同社はこのたび建物を購入し、12月上旬のリニューアルオープンを決定した。福田泰洋支配人は「これまで以上のサービスで、健康と癒しを地域の皆さまに提供していきたい」と話している。
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