羽沢町で養蜂に取り組んでいる出川宏幸さん(67)=上菅田町在住=がこのほど、ハチミツ収穫を始めた。
趣味で10年前から始めた養蜂。羽沢の農家から使用していない畑を借り、10箱を設置して西洋ミツバチを飼っている。昨年春に20kg、秋には40kgのハチミツを収穫。5月下旬に始まった今春の収穫は、現時点で12kgほど採れたという。
「自然回帰」目指す
出川さんは元大手IT会社勤務でありながら、50年近く家庭菜園を続けてきた。人の手が加えられていない固定種の栽培にこだわり、10年前から”羽沢ファーム”=羽沢町1114の19=と名付けた100坪ある農園で養蜂のほかトマト、ナス、ジャガイモ、ブルーベリーなど20種類以上を無農薬で栽培。花も植えて自然に近い環境を作ることで、ミツバチの野菜の受粉にも一役買い、循環型の農業を形にしている。出川さんは「できるだけ自然に帰るのが農業の本質だ」と話す。
区内で一部販売
地産地消であることや、出川さんの姿勢に共感して、六角橋商店街にある雑貨店「あけ/たて」でハチミツの販売が始まった。花の香りがつよく口当たりなめらかで、出川さんは「素材の美味しさや、自然に優しいこととは何かを知ってもらえたら」と話す。今月からは、羽沢ファーム前でもハチミツとブルーベリーの販売を始める予定。
|
人生100年時代の消費者トラブル対策 参加無料先着400名 申し込み不要 当日直接会場(港南公会堂)へお越しください https://www.yokohama-consumer.or.jp/study/lecture/detail2207.html |
<PR>
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>