市消防局消防訓練センター=戸塚区=で10月27日・28日に行われる「平成27年度ポンプ操法訓練会」に、浦島消防出張所1係(松村尚洋(たかひろ)隊長、秋吉智博隊員、渡辺諒隊員、磯部浩太朗隊員)と2係(坂本直隆隊長、平井大輔隊員、犬飼亮介隊員、田村穣二隊員)が神奈川区代表として出場する。
訓練会では、消防車からホース2本を伸ばして放水し撤収するまでのタイムや動作の正確性を競う。両隊は9月の区代表選考会で初めて出場権を獲得した。市内から1係・2係各18チームが参加する本戦で、両チームとも同じ出張所から出場するのは神奈川区のみ。本番に向け、互いに助言し合うなど連携をとりながら、当直ごとに出張所や瑞穂町のノース・ドッグで厳しい訓練を重ねている。
逆境をバネに
選考会で唯一減点のなかった1係。直後に隊員の一人が負傷し、急きょ磯部隊員が代打に起用され短期間での調整が必要となったが、訓練の様子をビデオ撮影して精度を上げている。競技の基準タイムは5分。目標は4分30秒台だ。松村隊長は「減点ゼロを目指し、(神奈川区は優勝したことがないので)優勝を持って帰りたい」と意気込んでいる。
タイム表で工夫
動作ごとにタイムを計り、過去の記録と比較して課題に取り組む2係。2本のホースを伸ばすなど、体力の要る役割を担う犬飼隊員は「いくら鍛えてもヘトヘトになる。ペース配分が大事」と話す。4分30秒台が目標タイムだが、坂本隊長は「内容が良ければ成績もついてくる。他チームの思いも背負ってベストを出したい」と意欲をみせる。
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