横浜市は3月17日、安全対策を講じる踏切の対策内容についてとりまとめた「踏切安全対策実施計画」を公表した。この中で東横線白楽駅〜妙蓮寺駅周辺が連続立体交差候補区間として挙げられ、今後、踏切の廃止に向けた検討が進められる方針だ。
横浜市は市内167カ所の踏切に対し、安全対策を計画的に進めるため策定した「踏切整備計画」を昨年4月に公表した。今回とりまとめた実施計画は、整備計画内にある、安全対策を進める踏切10カ所と連続立体交差候補5区間の対策について、今後の対策内容をまとめたものだ。
抜本対策として踏切を廃止し、連続立体交差を整備する方向となった東横線白楽駅〜妙蓮寺駅周辺区間(3・1Km)には、11カ所の踏切が設置されている。このうち3カ所が神奈川区内にあり、白楽駅に隣接する白楽一号踏切はピーク時に1時間あたり40分以上閉まっている、いわゆる「開かずの踏切」。駅周辺には商店街や住宅が集中しており、踏切の混雑度を示す交通遮断量でも対象5区間のうち歩行者などの数値が最も高い。踏切を毎日利用している女性は「踏切の目の間にもスーパーがあって人通りが多い。立体交差になったら便利」と期待する。
時期は未定
しかし、今回の計画では自動車の交通遮断量や沿線の状況など総合的に判断し、相鉄線鶴ケ峰駅周辺=旭区=を最優先区間として事業化の検討を進めることで決定した。市担当者は「(白楽駅周辺は)他と比べて小さい踏切が多く、立体交差になっているが高さが十分でない場所もある」と話し、時期は未定だが検討を進めるとしている。
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