横浜市神奈川区三ツ沢中町に住み、町内会長を務める谷内徹さん(66)は週4回、午前7時から9時半まで介護ヘルパーとして、各家を訪問しオムツの交換や薬を飲ませるなどの生活支援を行っている。
谷内さんは異色のキャリアを持つ。2007年から3年間は戸塚区長として行政を牽引。その後、横浜市の市民局長も務めた。退職後は、横浜市福祉サービス協会の理事長に就任し、ヘルパーの人材不足の現状を知った。そして「元気な内に私もできないか」と思い立ちヘルパーの資格を取得。今も、現場で活躍している。「人を動かしてばかりいたので、原点に戻り、自らの手で人に役立つことがしたかった」と話す。
職に就き半年。「生活を送るのが大変な方でもふれあうと、今まで生きてきた輝き・尊さが感じられるのがやりがいだ」
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