浦島丘中学校の岩城青空さん(中3・男子砲丸投げ)と浅野中学校の高村優太さん(中3・男子100m)がこのほど、全日本中学校陸上競技選手権大会=岡山県・シティライトスタジアム=の出場を決めた。
基礎に立返り全国の舞台へ
岩城さんは7月22日、平塚市で開催された「全日本中学校通信陸上競技神奈川県大会」の男子砲丸投げ種目で全国大会出場標準記録13mを優に超える13m43で優勝を果たし、全国大会の切符を手にした。
中学2年生の頃からジュニアオリンピック大会に出場するなど頭角を現していたが、7月8日に開催された県大会では、12m71と13m台に届かず、初めて同学年の選手に負ける屈辱を味わった。
その後の2週間は、フォームを一から見つめ直す時間を取り、基礎に立ち返った。そして迎えた22日の通信大会では、決勝の4投目で13mを突破すると、リズムに乗り、自己ベストを更新した。7月31日には、さらに記録を13m89に伸ばしている。「一度負けて、基本に戻ったことがよかった。全国では決勝に残れるように頑張りたい」と意気込む。岩城さんは8月20日に競技に臨む。
「量より質」で競り勝つ走り
高村さんは、7月8日に三ツ沢公園陸上競技場で行われた「神奈川県中学校選抜陸上競技大会」の男子3年100m種目に出場し、全国大会出場標準記録と同タイムとなる11秒20を叩き出し、全国大会の出場を決めた。「予選で全国の切符を手にしたので、決勝レースは気が緩んでしまった」と7位(11秒33)に終わった大会を反省する。
コーチの指導の下、効率的な練習を心がけ、この1年間で自己ベストを0・7秒更新した。リオ五輪メダリスト・山縣亮太選手の動画を研究し不得意なスタートダッシュに活かすなど、「量より質」の練習法を取り入れてきた成果だという。「中盤からの伸びには自信がある」。ダイナミックなフォームで失速することなくゴールテープを切るのが理想の走りだ。
「自分の走りを出し切るだけ。競り勝って、まずは予選突破したい」。高村さんは8月19日・20日の競技に臨む。
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