株式会社協進印刷(江森克治社長)はこのほど、住宅火災を予防する「住宅防火ボード」を製作し、六角橋地域に500枚寄贈した。同社は、毎月10日を「ありがとうの日」として顧客や協力会社、地域などに感謝を伝える機会を設けている。毎月ごとに担当者が異なり、今回は、営業部の本橋愛加さんが担当した。
消防と関わりヒントに
同社と六角橋地域は、認知症啓発イベント「オレンジプロジェクト」で使用する啓発用ランチョンマットの製作などで関わりを持っていた。本橋さんは「もっと主体的に地域の役に立てることはないか」と模索。消防団の団員確保プロジェクトに携わるなかで消防署員から「9月〜3月は住宅火災が増える」と聞いたことで住宅防火ボードの製作に結びついた。
ボードはB4の厚紙で両面フルカラー。火災に結びつきやすい物の扱い方や放火対策などをイラストともに説明しているほか、119番通報のポイントや緊急時の身元確認のために書き込む救急安心カードが描かれている。
10月22日には、六角橋地域ケアプラザで開いている高齢者サロンに本橋さんらが訪れ、製作したボートを参加者に手渡した。ボードは同ケアプラザで手に入る。
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