若手経営者らで組織されている大口夢がこのほど、特定非営利法人RCB大口夢(永瀬勇気理事長)として新たなスタートを迎えた。
全国の商店街は、個店の後継者不足が深刻化し、シャッター通り化となるなど商店街の衰退が問題視されている。大きなアーケード商店街がある大口駅前周辺では、飲食店を営む若手経営者らが2016年に任意団体「大口夢」を結成し、地域食堂やまちおこしイベントなどを通して駅周辺の活性化に取り組んできた。
特に、「地域食堂」イベントは月に2回、3店舗で実施しており、地域住民同士がつながるコミュニティー空間となっている。
今回の法人化は、同団体の相談役を務めている高橋隆一さんの「若手経営者が中心となってまちづくりに携わってほしい」との願いから実現したもの。同団体の中から6人役員を立て、顧問役として高橋さんが携わる体制となる。引き続き地域食堂事業を軸に様々なまちおこしイベントを仕掛けながら、更なる充実化を目指していく。
同法人役員の米澤いづみさんは「法人化したことで、社会でより信頼される組織となった。街のなかで『面白い』と思われるような企画に挑戦し、街を活性化させていきたい」と意気込みを話した。
第一弾は「はしご酒」
法人化して第一弾の企画は11月19日から25日まで実施する「はしご酒」。大口駅周辺の飲食店が参加する同企画は、1冊2700円のチケットを購入し、参加店舗1ドリンクと各店舗独自メニュー1フードが3回楽しめる。
法人化前からスタートさせた企画で7回目。今回は、平日にも参加したい人のニーズを取り込もうと1週間かけて実施する。参加店舗は▽SPICEnine▽焼肉大苑▽和洋中味熊▽SHOWCASEcafe▽ラーメン紡麦▽ゆの鮨▽BarTake☆s▽居酒屋呑▽隠れ家焼肉diningあんじゅの9店舗。(問)同事務局【電話】045・947・3105
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