ラグビーW杯や東京五輪パラリンピックを前に、大規模集客イベントを想定したテロ災害発生時の対策訓練が7月29日、三ツ沢公園陸上競技場で行われた。
同訓練は、区内の関係機関の連携を強化し、万全な体制で大規模イベントを迎えることを目的に実施された。
7団体・90人が参加
三ツ沢公園管理事務所と済生会横浜市東部病院、横浜市立市民病院、神奈川警察署・神奈川県警察本部、神奈川区役所、神奈川消防団、神奈川消防署・消防局から約90人が参加する大規模訓練となった。
競技場内に集まっている多くの人に対して刃物を持った者が危害を加える想定で、犯人の確保と負傷者の応急救護活動の訓練を実施した。その後、不審物がタイマーにより自動的に拡散される特殊災害を想定して、不審物の検知・除去と負傷者の応急救護活動の訓練を行った。
星野雅明神奈川消防署長は「テロ災害は他人事ではない。いざに備え、こうした訓練を通じて関係機関の連携強化を図っていきたい」と話した。
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