横浜中央卸売市場を拠点に野菜卸販売業を営む「(株)つま正」(小山正武社長)が、新本社ビルの竣工・内覧会を9月11日に行った。ここには新たな冷蔵システムなど、画期的な技術を取り入れた配送センターが備えられ、17日から稼働を開始している。
社屋全体冷やし鮮度保つ
同ビルの特徴は、冷蔵庫だけでなく施設全体を約15度の温度に統一し冷やしていること。これを徹底するために、大・中冷蔵庫や冷凍庫がある2階の配送センターにはあえて窓を作らなかったという。こうして野菜をそろえるところから搬出までの作業すべてを涼しい環境の中で行うことで鮮度を保つことにつながる。
小山代表は「業界でこのような冷蔵環境を整備しているところは珍しいので、次世代の納品業者の見本になるのでは」と胸を張る。
また、地場野菜を多く扱うなど地産地消にもこだわりを持つ同社は、新社屋内に先端技術を搭載した「フードカルチャーセンター(調理実習室)」を設置し、実際に調理しながら野菜の発表などを行える場を用意。さらに、大会議室は地域住民も活用できるという。
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