昨年利用が開始された神奈川大学の国際学生寮「栗田谷アカデメイア」が、今年度のグッドデザイン・ベスト100を受賞した。
グッドデザイン賞は、 デザインで暮らしをより良くすることを目指した活動。グッドデザイン賞の中から総合的に高い評価を受けたものが「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれる。
学生寮をデザインしたのは、同校で建築学を学んだオンデザインパートナーズの萬玉直子さん。「まちのような学生寮」をコンセプトに、1階から4階までの吹き抜け部分に複数の階段を設け、踊り場などに少人数で作業や会話を楽しめる共用スペース「ポット」を19カ所配置。留学生や日本人学生が寮生活を通して交流を図り、多様性を体感できるよう工夫した。
審査員からは「学生らの交流を本気で考え、それが共用空間のありようさえも変えたという意味で注目に値する。今後の寮のあり方に一石を投じるに違いない」と講評された。
神奈川区版のローカルニュース最新6件
貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立11月23日 |
|
|
|
|
|