フードデリバリーサービス大手の「Uber Eats(ウーバーイーツ)」が12日、配達員向けの交通安全講習会をKANTOモータースクール横浜西口校=西区=で行った。
県警察本部交通総務課などが協力し、自転車と二輪車の配達員38人が参加。座学では走行時の安全確認や交通ルールについて学び、コース上では安定した走行のコツや急制動、交差点の渡り方などを体験。「配達ルートの確認は一時停止してから」「ベルは人をどかすためではなく危険を知らせるもの。むやみに鳴らさない」など、配達時の基本を確認した。
神奈川区に住む中野皓正さん(23)はここ1カ月間で200件ほど配達したといい、「二段階右折の方法などを改めて学べて良かった。道路標識にも気を付けながら走行したい」と気を引き締めた。県警の担当者は「県内では今年だけで既に約5900件の人身事故が発生している。今日学んだことを実践して事故を防いで欲しい」と呼び掛けた。
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