絵日記からリユース瓶へ 市資源リサイクル事業協同組合
横浜市資源リサイクル事業協同組合は、市内のリサイクル業者(古紙、金属、瓶、古繊維)119社から成る団体。CSR(企業の社会的責任)としてリサイクルの啓発や社会貢献活動などを行っている。
「環境絵日記」と呼ばれる取り組みは、2000年からスタート。「環境問題について考えてもらうきっかけに」と市内の小学生を対象としているこの活動は、当初1千点ほどだった応募数が19年度には約2万点に。題材も「リサイクル」から「環境に優しい街にしたい」といった変容を見せているという。
環境絵日記が広がりを見せる中で、14年の応募作品をヒントに始まったのが「横浜リユースびんプロジェクト」。独自に開発した瓶を回収、洗浄、再利用することで循環を実現するだけでなく、中の飲料も市内産の果物を使用して地産地消に貢献している。
同組合は3月、SDGs達成に向けて活動する企業などを横浜市が認証する「Y─SDGs」の認証事業者に登録された。栗原清剛副理事長は「我々の事業自体がSDGsにコミットしている。2030年に向けて市民の先頭に立ち、横浜をより良い街にしていきたい」と意気込んだ。
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