神大寺在住のボクサー渡来美響選手=23・三迫ジム所属=が10月11日、東京都の後楽園ホールでのプロ2戦目で判定勝ちを飾った。
渡来選手は南神大寺小学校、松本中学校の出身。アマチュア時代の戦績は92戦77勝で、インターハイや国体、国際大会など数々の表彰台に登ってきた。今年4月のプロデビュー戦でもTKOで白星を挙げている。
今回は1ラウンド3分・6ラウンド制のスーパーライト級で出場し、5勝(4KO)1分1敗というフィリピンの強打者ロメル・ピニリ選手を相手に迎えた。試合は、序盤に渡来選手がパンチの手数で圧倒するなどしてペースをつかむ。中盤、相手が攻勢に転じた場面では足と体の動きでかわすなど相手のパンチが空を切ることも多く、大きなダメージはもらわず。終盤には畳みかけるように連打を浴びせたが、相手の膝をつかせることはできず試合終了。判定は3対0で、終始ペースをつかんだ渡来選手の勝利となった。
試合を終え「我慢強いタフな相手をどう倒すかが今後の課題になりました。ただ絶対に打たれないことがテーマだったので、同時に自分のディフェンス力も証明できたと思います」と渡来選手は振り返った。
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