神奈川県遊技場協同組合(伊坂重憲理事長)と神奈川福祉事業協会(同会長)は8月27日、横浜ベイホテル東急=西区=で「ウクライナの方々と楽しむ会」を開催した。
両団体は1985年から様々な社会貢献事業に取り組んでいる。今回は「日本の伝統文化を知ろう」をテーマに、ウクライナからの避難民を招待し、夏祭りや浴衣の着付け、折り紙などの、日本文化の体験企画を開催した。
当日は、避難民やその支援者ら計180人が来場した。参加者は着付けてもらった浴衣姿で、輪投げやヨーヨー釣り、おもちゃくじ等で夏祭りの雰囲気を体験し、折り紙にも笑顔で挑戦していた。また、ビュッフェ形式での昼食では日本食も堪能。琴・尺八などの和楽器の演奏会も行われ、日本文化を楽しんだ。伊坂理事長は「皆さんにとっては日本の夏は暑く感じられると思います。今日の催しを通して、暑い夏を吹き飛ばして下さい」と笑顔で語った。
支援のための募金活動を実施している同組合からは、27万1080円の支援金も贈呈された。ウクライナ駐日大使館のオレクサンドル・セメニューク公使参事官は、これまでの様々な支援への感謝も口にし、「220人の避難民が日本で受け入れられて暮らしています。戦いはまだまだ続いてます。これからもよろしくお願いします」と話した。
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