松見町西寺尾八幡神社で7月7日、「招魂社(しょうこんしゃ)慰霊祭」と「天王社祭」が執り行われた。
招魂社慰霊祭は、第二次世界大戦での戦死者を弔うもの。当日は遺族や氏子総代、来賓ら30人以上が集まった。宮司が祝詞を奏上し、松見地区から出征し戦死した57人の名前を読み上げ、安らかな眠りを祈願した。同神社には、当時の地域住民らが建てた57人の名前が刻まれた慰霊碑も設置されている。宮総代代表の岡谷博さんは「戦後79年経ったがこの慰霊祭を通して世界平和を祈願すること、また神事を継承していくことが使命」と挨拶した。
続いて行われたのが天王社祭。疫病や災いを鎮める御祭神の「スサノオの尊」に地域の安全を祈願する神事で、祝詞奏上や玉串の奉納を行った。
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