六角橋商店街連合会は、地域住民などから提供された写真を展示し、街にまつわる情報や思い出を集める「白楽・六角橋のどこコレ?展」を10月19日(土)から開く。現在、展示する街の写真の提供を広く募っている。
この取り組みは商店街連合会の設立70+1周年記念として、商店街連合会のまちづくり検討会が企画したもの。今までの歴史を振り返りながら、これからの未来の商店街について考えるきっかけにしようと実施する。
NPO法人20世紀アーカイブ仙台とせんだいメディアテークがはじめた「どこコレ?」のフォーマットを活用。一つの写真に、それにまつわる思い出や体験、補足情報などを付箋で書き込み共有することで完成する「参加型の企画」となっている。風景写真に地域の経験と知見を書き添えることで、街の記憶を未来にアーカイブ(記録)するのが狙い。
今回の企画を中心となって進めてきた六角橋興和会の稲見明子さんは「昔にあったお店や、今は商店街のところが当時は山だったりなど、住んでいた人、働いていた人、お客さんとしてきていた人それぞれの立場から振り返って楽しんでほしい」と話す。
会場は空き店舗
会場に予定しているのは、商店街大通り沿いの旧会田金物店の店舗スペース。オーナーの石川真代さんが「地域のお役に立てれば」と提供を快諾した。
展示期間は木曜日を除く、10月19日から11月16日までの約1カ月間。午前11時から午後6時頃まで開放する予定。
直接持参とウェブで受付
現在商店街では展示用の写真を募集している。
写真の中身は白楽・六角橋の写真であればいつの時代のものでも可。個人が特定できる顔が写っているものは、二次使用が可能な写真のみ受け付ける。
提供方法はウェブと店頭の二種類。店頭受付は六角橋商店街事務所、松坂屋鞄店、石川屋ふとん店に写真を直接持参すると、その場でデータをスキャンする。ウェブの場合は提供フォーム(リンクは2次元コードから)から写真データをアップロードし、詳細情報を記入することで提出できる。アップロードは1枚最大10㎆まで。締切は10月5日までだが、会期中も随時提供を受け付けるという。
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