神奈川消防署はこのほど、幼少のこどもがいる家庭向けのオリジナル冊子『子どものケガの予防対策』を作成し、区内の幼稚園・認可保育園に配布した。
横浜市では救急搬送の需要逼迫が課題となっており、その対策の一つとして、小さな子どものケガによる救急の予防を掲げている。そこで神奈川消防署では、署員がオリジナルの啓発冊子を作成。転倒によるケガ、誤飲、熱中症など、10ページにわたってそれぞれの適切な予防策や対応策、困ったときの相談先などをまとめている。可愛らしいイラストを交えて、親子で楽しく読める形になっている。
9月10日には、白幡幼稚園を訪問。署員自ら、園児たちに冊子を手渡した=写真。署員は「保護者の方はもちろん、園の職員の方にも見てもらい、子どもたちの安全を一緒に守っていきたい」と話す。
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