区内の交通の要所の一つでもある「国道1号青木橋」の耐震補強工事が、2027年1月(予定)まで行われる。工事に伴い車線規制も実施される。着手時期は今年9月以降で調整中。
日本初の跨線橋
青木橋は、神奈川区役所発行の『神奈川宿歴史の道〔改訂版〕』によると、明治5(1872)年に新橋-横浜間に鉄道が開通したのに伴い、旧東海道を結ぶ橋として誕生。日本初の跨線橋とされている。
1929年には、おそらく関東大震災の被害による影響から2代目に架け替え。さらに72年3月に、蒸気機関車の煙害などの老朽化で列車運行に支障が生じかねなかったため、現在の3代目の橋が架けられたという。
落橋・倒壊を防止する対策はすべての橋梁で完了しているが、大きな地震が発生しても速やかな機能回復が可能な性能を目指して、今回の耐震補強工事が実施される。
工事は、昼間(午前8時〜午後5時)と夜間(午後10時〜午前6時)に行われ、交通規制は終日実施。橋梁上の5車線について5分割で車線規制(終日)が行われる。横浜側から1車線規制(終日)を行い、当該規制範囲の工事が完了次第、東京側に1車線規制(終日)が移っていく。道路上の作業では渋滞の発生が予想され、事業主体の国土交通省横浜国道事務所は工事への理解・協力とともに、「可能な方は別経路での通行をお願いします」と話す。
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