六角橋地域を中心に地域カフェを運営する有志がこのほど、「地域カフェマップ」の第3弾を作成した。11のカフェを写真や文章で紹介。「地域カフェは、新たな居場所や外出するきっかけになる。ぜひマップを手に足を運んでほしい」とメンバーは話す。
地域カフェは、自治会館や集会所などを利用し、地域の人たちがコーヒーを飲みながら語らう交流拠点。六角橋地域ケアプラザで開催されたボランティア講座の卒業生が中心となり、「身近な地域でホッとできる場所を創ろう」を合言葉に運営している。
今回は、2018年・19年に続く、第3弾のマップを作成。新たに3つのカフェを加えた11店を紹介している。地図は六角橋・神北・白幡の3エリアに分けられており、より細かい道や目印が掲載されて今まで以上に分かりやすくなっている。各店舗の紹介ページでは、内観・外観の写真や紹介文のほか、二次元コードも掲載されており、コードを読み取ると、スマホで地図を開くこともできる。
8年目を迎えた西ニカフェ=西神奈川=を運営する友井惠子さんは、「小さいお子さん連れから高齢者の方まで、地域の色んな人が集まり、お互いに元気をもらっている。各カフェそれぞれに良さがあるので、マップを手に回ってほしい」と話す。今年6月にスタートし今回新たにマップに加わった白幡上町「丘の上カフェ」の望月千夕起さんと金井勢津子さんは、「以前からずっとやりたいと思っていた。出店時には他の地域カフェの方々がサポートもしてくれた」とカフェ同士のつながりも深まっている。
丘の上カフェではオーラルフレイルや体づくりの講座も開催。ヒルズカフェしらはた=白幡東町=は、町内会のカラオケ大会や介護施設のイベントに出張をするなど、地域カフェの活動内容も広まりを見せる。ヒルズカフェしらはたの中根美子さんは「カフェをきっかけに町内会活動に参加する人も。地域カフェが身近で大切な居場所になってきていると実感する」と語る。
さらに今回は、カフェの運営メンバーに加えて、神奈川大学珈琲同好会KUGCCの学生も参加。同会の氏川晴仁さんは、「マップづくりを通じて、カフェや地域の人々の魅力を発見することができた」と笑顔を見せた。
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