幸ケ谷小学校で10月10日、車いすバスケットボール選手の熊谷昌飛さんによる6年生への出前授業が行われた。
23歳の時に仕事中の事故で車いす生活となった熊谷さんは、(一社)日本車いすバスケットボールアカデミーの代表理事として、全国各地で小中学生に車いすバスケを体験する出前授業を行っている。今年度、同校の6年1組が総合学習で「誰もが暮らしやすい社会」について学んでいることから、今回の出前授業が実現した。
授業では熊谷さんが、競技用と生活用車いすの違いや、競技用車いすの操作方法などを説明。その後児童は実際に車いすに乗り、バスケの試合を体験した。最後に熊谷さんは「車いすに乗るようになって感じたのは、困ったときに声を掛けてくれる人の優しさ。障害のあるなしに関係なく、自分のことばかりにならず、相手のことを考えて行動できる人になってください」と呼びかけた。
ミニバスの経験があるという男子児童は「思っていたより簡単に車いすを動かしてプレーできた。自分の固定観念にとらわれず、チャレンジしてみるのも大事だなと思った」と振り返った。
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