神奈川消防署と神奈川消防団による署・団連携震災対応訓練が11月2日、恵比須町にある澁澤倉庫(株)横浜支店の敷地内で行われた。
当日は消防署から5隊25人、消防団から9分団430人が参加。担当区域ごとに消防隊と消防団がセットになって訓練を実施した。
訓練は市内で震度6強の地震が発生し、建物から出火し延焼しているとの想定で実施。消防隊と消防団の車両隊が消火活動する中、消防団の地域活動隊が合流し、消防隊と連携して消火に当たるまでの流れを各部隊が取り組んだ。神奈川消防署の松崎賢二署長は「震災対策の中でも火災対応は消防でなければできない。その意識を持っていつ来るか分からない地震対策に備えてほしい」と隊員らに呼びかけると、各部隊は時折強い雨が降る中、訓練をこなした。
神奈川消防団の福田茂団長は「普段の消防団単独での訓練では着用しない防火服での訓練もできた。災害があった時にいつでもどこでも対応できるような準備をしていきたい」と話した。
松崎署長は「実際の震災では複数の火災への対応が必要になる。消防車両から複数のホースをつないで放水する訓練もできたので、今後も消防署と消防団の連携を深めていきたい」と語った。
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