サッカー明治安田J2リーグの最終節が11月10日に行われた。J1自動昇格に王手をかけたまま足踏みが続いていた横浜FCは、敵地でレノファ山口FC相手に0対0で引分け。この結果、勝ち点76の2位で全日程を終えた。これで、上位2チームに与えられるJ1自動昇格が決定。1年での一部復帰を果たした。
1年で復帰
横浜FCは今季、序盤こそ伸び悩んだものの、16節からは8連勝を記録し22節で首位を奪取。以降は優勝した清水エスパルスと一進一退の首位争いを繰り広げていたが、自動昇格決定まであと一歩となった35節から2敗1分けと失速し、J2優勝を逃した。さらに最大12ポイントあった3位V・ファーレン長崎との勝ち点差だったが、最終節開始時には3点差に。負ければ自動昇格を逃す可能性もある中迎えた最終節となった。試合はリーグ最少失点の守備陣を中心に相手に得点を与えず、大きな勝ち点1を獲得。試合終了後には、敵地まで足を運んだサポーターとともに喜びを分かち合った。
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