8月4日、六角橋商店街で開催される「最後の商店街プロレス2」の試合に臨む 沼澤 直樹さん(リングネーム"黒天使"沼澤邪鬼) 子安台在住 35歳
素顔は「天使」
○…漆黒の唇、血のような模様が入った白い右顔と蜘蛛の巣を思わせる左顔。「黒天使」と呼ばれるその風貌と派手なパフォーマンスで人気のプロレスラーだ。恒例の商店街プロレスを明後日に控え「今年は市内12カ所での商店街プロレスツアーを行うので、横浜といえば商店街プロレスという風になればうれしい」と、大日本プロレスの代表として地域密着型プロレスを目指す。
○…生まれは埼玉県本庄市。幼いころはとてもおとなしかった。「やりたいことがなくて、文集か何かに『夢はサラリーマン』と書いていました」と苦笑い。そんな少年は、テレビで偶然プロレスの試合を見て興味を持つ。地元に来た興行を観て「お祭りみたいで、みんなが楽しそうに笑顔で帰っていくプロレス」に魅せられた。中学・高校と柔道部に所属。よく友人たちとプロレスごっこもした。
○…高校卒業後、いったんは就職するが普通の生活に嫌気がさす。「人を笑顔にできるプロレス」が自身の歩むべき道だと感じ、2000年に同団体へ。同年11月にデビュー。今では年間120試合に出場し、全国でその名を轟かす。「お客さんに『ありがとう』って言われると、体がどうなろうが頑張れます」。時折、リング上では見せないほんわかした表情を見せる。カメラを向けると「いつもこわい顔で写るから、困るなあ」と緊張気味にぎこちなく微笑む、心優しい天使だ。
○…好きなことは「みんなでお酒を飲むこと。みんなで飲む雰囲気が好きです」。故郷には母と弟がいるが、試合で引っ張りだこのため帰れていない。「やる人が楽しくないと、見る人も楽しくない」をモットーに、目指すは力道山やアントニオ猪木、ジャイアント馬場のようなみんなが知るプロレスラー。「マリノスやベイスターズと並ぶ、横浜3大スポーツになればいいな」と、邪悪で凶暴なレスラーが横浜を盛り上げるヒーローとなる。
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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