(PR)
デンタルIQを高めよう! 歯周病連載第3回 女性と高齢者は細菌に狙われている!? かねやす歯科医院
歯周病と関係の深い女性や高齢者について「かねやす歯科医院」の金安秀樹院長に聞いた。
女性ホルモンが歯周病菌を増殖
金安―最近の研究で女性ホルモンに欠かせないエストロゲンが歯周病のひとつ、歯周炎を進行させるグラム陰性菌を増殖させてしまうことがわかってきました。更年期障害になりやすい40、50代はホルモンバランスが崩れやすく、歯周病の進行も早くなるので注意してください。
誤嚥性肺炎の引き金に
金安―口腔内には約500種類もの細菌が常在しています。高齢者に多いのが肺炎の原因菌、肺炎連鎖球菌で7割の人の口腔内で見つかっています。また、歯周病の原因菌は炎症を起こしやすく、口から肺に入ると誤嚥性肺炎になりやすいのです。これは気管支に入った異物を外に排出する嚥下反射とせき反射の機能低下が原因。こちらも高齢者に多く見受けられます。発病すると、死にいたる怖い病です。でも、歯のお掃除を毎日きちんと行い、プラークコントロールを徹底すれば発症のリスクはだいぶ減少されます。もし歯周病と判定されたら1ヵ月に1回、未発症の人も3ヵ月に1回は定期健診に行ってくださいね。
次回は歯周病と糖尿病について。お楽しみに!
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
12月20日