新神木自治会 待望の自治会館が完成 住民が用地寄贈「地域活動の拠点に」
新神木自治会(中屋敏幸会長、神木1丁目・2丁目、加盟600世帯)の自治会館が完成し、先月15日に落成式が行われた。
自治会館は、木造2階建て、延べ床面積140平方メートルで3つの会議室と給湯室やトイレが備えられ、自治会のサークル活動や会議などに利用されるという。
新神木自治会は、1977(昭和52)年の発足以来、集会場を持っていなかった。そのため、自治会の役員会や、囲碁や将棋など13あるサークルの活動場所は、市民館やこども文化センターなどを利用していた。しかし、抽選で外れた場合は利用できず「会場確保に苦労していた」という。
2009年、神木1丁目に住み、自治会の会員でもあった鈴木豊久さんから、自治会館建設のための用地を提供したいという申し出があり、翌2010年に自治会館建設計画が始動した。「長年この地にお世話になったから、恩返しをしたかった」と鈴木さん。
中屋会長は「集まる場所があれば、自治会の活動も盛んになる。会館を地域の拠点にしたい」と話し、今後は子育て中の母親が集ったり、勉強会を開いたりしたいと意欲的だ。また、「災害があったときの情報拠点としていければ」と、多目的な自治会館利用の可能性を語った。
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