神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2012年4月27日 エリアトップへ

「たけのこ今が食べ頃」 今も土橋で収穫する柴原亨さん

文化

公開:2012年4月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
地元で40年たけのこを採り続ける柴原さん
地元で40年たけのこを採り続ける柴原さん

 午前9時30分。区内土橋の柴原亨さん(81)宅に人が自然と集まってくる。お目当ては柴原さんの竹林で採れるたけのこだ。「採りたては柔らかくて美味しいの。毎年楽しみにしています」と話すのは近隣に住む女性。10時ごろ、たけのこを積んだ軽トラックが竹林から戻ってきた。たくさんあったたけのこも一瞬にして完売した。

 たけのこは比較的手間をかけずに作れる。春に収穫したら、夏に肥料をまいて、秋冬は自然にまかせる。採る時期は決まっていない。「ソメイヨシノの桜が散って数日たった頃」が自然界からの合図だという。

 収穫できるのは4月上旬から5月上旬まで。おすすめは出始めの頃。太くて柔らかく、「大変美味しい」という。前年秋の天候によって増減があるものの、柴原さんの竹林では毎年200本ほど採れるという。

 土橋に代々住む柴原さん。たけのこを採り始めて40年以上経つ。土橋周辺が開発される前は生産が盛んで、多くの家で収穫していた。「昔は東京都の市場にも多く卸していたよ」。しかし、土地開発が進むにつれて竹林は伐採され、現在ではわずかに残るのみとなった。「土橋でも作っている人はほんのわずか」と話すが、柴原”産”のたけのこは、地元の名物としてこれからも提供し続けたいとしている。

 問合せは柴原さん【電話】044・866・4260まで。

宮前区版のローカルニュース最新6

新入生を「お出迎え」

宮前警察署

新入生を「お出迎え」

ピーガルくんも登場

4月11日

フレルで「お別れ会」

フレルで「お別れ会」

最終イベントに多くの人出

4月11日

診断士会がサポート

2025年度・持続化補助金

診断士会がサポート

4月11日

新任特別職、局長級に23人

川崎市人事4月1日付

新任特別職、局長級に23人

4月11日

国産材でSDGsに貢献

神奈川スバル(株)

国産材でSDGsに貢献

飛騨市産の家具を初導入

4月11日

予約なしで参加が可能

宮前スポーツセンター

予約なしで参加が可能

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月7日0:00更新

  • 1月17日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月11日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook