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デンタルIQを高めよう!その【10】 噛み合わせ第4回 歯が少ないと認知症に かねやす歯科医院
今月は噛み合せと認知症について「かねやす歯科医院」(区内鷺沼)の金安秀樹院長に聞いた。
噛み合えないと脳が萎縮する!
金安―老後の心配のひとつに「認知症」を挙げる方が多いと聞きます。知能の低下が見られる状態ですが、その原因の一つとして歯が密接に関わっていることはあまり知られていません。70歳以上の人を対象に認知症と歯の本数の相関性を調査した結果、正常者の歯は平均14・9本あったのに対して、認知症の疑いがある人は平均9・4本しかありませんでした。上と下で噛み合っていない人ほど認知症の疑い、または発症をしていたのです。
良く噛むと脳内温度が0・2度上昇
金安―歯は脳と直結しており、歯と歯が接触する部位が多いと脳も活性化します。しっかり噛めば脳への血流が増して脳内温度が0・2度上がります。反対に噛み合せが悪かったり、上下の歯の接触が少ない人ほど、記憶や計算、思考、空間認識能力が後退してしまいます。また、歯と歯の早期接触は歯周病になりやすいなど、噛み合せが悪いだけで様々な弊害が出てきます。噛み合せの治療はマウスピースを使用する、削ったり足したりと一人ひとり異なります。1本でも失ったら速やかに専門医に審査診断してもらいましょう。
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12月20日