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デンタルIQを高めよう!その【12】 インプラント第2回 インプラントの歴史・後編 取材協力/かねやす歯科医院
インプラントの治療に使われるチタンについて「かねやす歯科医院」(区内鷺沼)の金安秀樹院長に聞いた。
人体との相性が良いチタン
「チタンは鋼鉄と同じ強度ながら、重さは鋼鉄の半分以下と軽く、金属疲労が少ない物質です」と話す金安秀樹院長。
プラチナと同等の耐食性があり、常温常圧では酸やサビに強い。アレルギー反応も出にくく、骨に結合しやすい特性があるという。 丈夫で軽くてサビないチタンは長期間体内にあっても害が非常に少ないため金安先生は「人工歯根や関節、頭蓋骨など医療目的に多く使われているんですよ。最近では女性のUV化粧品にも使われています」と話す。
人工製造は1950年から
元素記号Tiチタンの発見は1791年まで遡る。イギリスの聖職者ウィリアム・グレゴールによって発見された。その後、ドイツのマルティン・ハインリヒ・クラプロートがギリシャ神話の最初の子、ティタンに因んでチタンと名づけた。1950年にチタンが人工的に製造できるようになり、1952年にスウェーデンのブローネンマルク博士が人体への影響が極めて少ないことを発見した。
次回はチタンがなぜ骨と結合できるのかについて。
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12月20日