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デンタルIQを高めよう!その【16】 インプラント第6回 「インプラント技術は完成レベルに」 取材協力/かねやす歯科医院
「治療法としてのインプラントは、ある程度、完成レベルにあると考えています」と鷺沼で歯科医を開業している金安院長は話す。
チタンが人体との親和性が高いことを発見したスウェーデンのブローネンマルク博士が、愛犬にインプラント治療を施したことは前回の話の通り。「その話題が次のステップのきっかけになった」という。記事を頼りにブローネンマルク博士の前に現れたのが生まれつき歯がない「無歯症」の男性。彼は犬に施したインプラントを実践したいと申し出た。ブローネンマルク博士は顎の骨の状態などを調べ、この男性にインプラントを埋入。こうして1965年、第1号が生まれた。
結果は成功。「男性は2006年に他界しますが、その間の40年以上、インプラントを使い続けていた」という。そして、この第1号の成功が当時からインプラントの有効性を示していた、とも。
現在ではさらに技術は向上している。インプラントを根付かせる骨がなくても施すことができ、その日のうちに人口の歯を入れられなかったものが、今では入れられるようになった。「技術の完成度は結果が証明している」と院長。これからの課題は何本入れるか。まだ見解が分かれている。院長は「可能であれば、体への負担を考えると少ない本数がいい」と、より少数の治療を推奨している。
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12月20日