16日に投開票された衆院選、神奈川18区(高津区・宮前区)では元職の自民党、山際大志郎氏(44)が3期目の当選を果たした。
結果的には次点に4万票近く差をつけた圧勝だったが、逆風の中、敗退した前回の選挙から100票ほどの伸という結果を受け、支持者らからは「これからが肝心」との声が多数あがっていた。山際氏も本紙の取材に対し「喜びよりも責任の重さを改めて感じている」と話し「一つひとつ丁寧に、確実に仕事を進めることでお返ししていきたい」と表情を引き締めた。
民主離党組で未来に合流した前職、樋高剛氏は、民主党候補の出馬もあり、票をまとめきれずに敗退。第三極として注目されたみんなの党の舩川次郎氏は維新からの推薦を受けるも次点。擁立が難航し、鹿児島から国替えした前職、民主の網屋信介氏は出遅れと逆風で及ばず。共産、山崎雅子氏は支持拡大を図れず敗退した。
投票率は59・10%。前回より8・03ポイント減。高津区が58・08%(7・78ポイント減)、宮前区が60・13(8・28ポイント減)。
比例・維新、みんなに存在感
比例代表では、自民が最多の4万9千票を確保する一方、維新が4万票を獲得。みんなも前回の2万から2万9千に票を伸ばし、多党化した中でも存在感を示した。
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