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デンタルIQを高めよう!その26 義歯第2回 「合わない!」は内側に問題あり 取材協力/かねやす歯科医院
義歯(入れ歯)第2回目は、吸着力について。『かねやす歯科医院』の金安秀樹院長に聞いた。
「吸着力が比較的強い上あごに対し、下あごは吸着力が弱いです」と金安院長。下あごのまわりには筋肉がたくさんあり頻繁に収縮する。そのため、口を開けたり噛んだりすると義歯が収縮についていけず空気が入りポロッと取れてしまうのだ。また、舌も常に動いており、空気を入りやすくさせてしまう。「取れなくても、噛むたびに義歯がずれて苦痛を伴うことも。そのため医師と技工師は、義歯の内側に吸着力を上げるための様々な工夫を施します」
理想は真空状態型作りがポイントに
「例えば、噛んだ時の筋肉の動きを予想して型をとります(※1)。また、舌の先端を乗せておける土台を作り空気を入れづらくしたり(※2)、舌小体を避けたりします(※3)。ご自身の義歯が図のようでなければ不足部分に樹脂を足したり削ったりして微調整を行いますので、専門医にご相談ください」
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12月20日