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デンタルIQを高めよう!その27 義歯第3回 「合わない!」は噛み合わせに問題あり 取材協力/かねやす歯科医院
義歯(入れ歯)第3回目は、噛み合わせについて。『かねやす歯科医院』の金安秀樹院長に聞いた。
「みなさん、入れ歯と聞くと型が重要と思いがちです。もちろん、型は技術の結晶でありフィット感を左右します。しかし、それ以上に重要なのが噛み合わせです。型と噛み合わせ、二つが整ってこそ理想の義歯に近づきます」と金安院長。
どこで噛ませるか――。これが最大のポイントだという。「人は本来、奥歯で食べ物を噛んでいます。しかし、奥歯を失い前歯で噛んでいると、バランスが悪くなり、上義歯の後ろが浮いてパカパカ動いてしまいます。放置しておくと義歯が落下しやすくなったり、上あごの内側の骨が溶けてしまい、義歯の安定が悪くなります。また、右側でばかり噛んでいると、左側が浮いてきて動いてしまいます。義歯が歯茎にあたり痛みの原因になります」
医師は、奥歯で噛めるよう、あごと筋肉が安定する位置に噛み合わせを作る。「ポイントを決めたら、患者さんと噛み合わせの練習を行います。診療のたびにあごの位置を確認し楽に噛める位置をお伝えします」
義歯を見れば、噛み癖がわかると話す金安院長。「まずはご自身にどんな癖があるのか専門医に診てもらうことをおすすめします」
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12月20日