(PR)
デンタルIQを高めよう!その32 歯周病第1回 歯周病から歯を守るために 取材協力/かねやす歯科医院
現在30歳以上の成人の80%以上がかかっていると言われている歯周病について、今月から「かねやす歯科医院」の金安秀樹院長に聞いていく。
「歯を失う最大の原因は歯周病です。自分の歯を守るためにも、歯周病のことをもっと知ってほしい」と金安院長。「虫歯が歯を溶かす病気なのに対して、歯周病は歯茎や歯を支える骨を溶かしてしまう病気です。そのため歯を失うリスクが非常に高いのです」。具体的な症状としては歯肉の腫れや出血などが挙げられ、痛みなどの自覚症状がほとんどないのも特徴の一つだという。
「歯周病の原因が発見されたのは、1965年と意外と最近のこと」とも。口腔内に存在する300〜500種の細菌のうち、10種ほどの毒性の強い細菌が原因で歯周病が起こることが分かった。「そのため、歯周病の原因となる細菌を除去することが、予防には最も大事なのです」
また歯周病菌は歯と歯茎の間のポケットと呼ばれる溝に潜んでいるという。ポケットから出る体の分泌液をエサにしているためだ。これらの細菌を放置していると歯周病が進行していく。「進行を防ぐためにも、毎日のブラッシングや食生活に気を付けてほしい」
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
12月20日