ヨネッティー王禅寺 改修工事で10月から休館 来年3月まで 老朽に対応
川崎市は、王禅寺余熱利用市民施設「ヨネッティー王禅寺」(王禅寺1321番地)の大規模改修工事を10月から来年3月まで実施するとこのほど発表した。老朽化に対応するためで期間中は全館休館となる。
ヨネッティー王禅寺は、1990年に開館。隣接するごみ焼却施設王禅寺処理センターの余熱を使用した温水プールやトレーニングルーム、老人休養施設のほか、会議室、レクリエーションルームを完備。工事期間中はこれらの全ての設備が利用できなくなる。
今回の大規模改修工事は、開館から20年以上が経過し、建物や各設備の老朽化が進んでいることから行われる。市によると、今年度から3か年の比較的利用者の少ない時期に実施するとしており、今年度は10月から3月まで。屋根の改修や消防設備、照明などの電気設備が対象。2015年度は外壁、空調などで16年度はプールの改修、内装、給排水設備の改修を行う。改修後はプール屋根の防水性・耐水性の向上や会議室などのLED化が図られる。
長期間休館は初
11年度には王禅寺処理センターの建替えにより、4カ月間温水プールが利用できない時期があったが、大規模改修に伴う長期間の休館は開館以来初となる。施設内で開かれていたカルチャー教室も一時休止となることから市では、休館中の対応として多摩スポーツセンターや川崎市民プラザ、各スポーツセンターなどの市が運営する類似施設の利用を案内している。
市の担当者は「利用者の方々には大変ご迷惑をおかけしますが、施設をご利用の際の安全・安心のために必要な工事となりますので、ご理解頂きたい」と話している。
改修工事に関する問い合わせは、市環境局生活環境部減量推進課(【電話】044・200・2579)へ。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
12月20日
12月13日