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地域医療への取組みを紐解く 第2回 区内でも数少ない『助産外来』を開設 聖マリアンナ医科大学病院
聖マリアンナ医科大学病院(区内菅生)が目指す『地域に根差した医療』への取組みを紐解いていく。
今回は今年4月に開設された助産外来について。
助産外来では、妊娠37週目に入った妊婦を対象に助産師が妊婦健診をおこなう。完全予約制で、専門的な知識を持った助産師に1時間じっくり出産に関する様々な不安や疑問を相談できる。
初産の人では、「陣痛に気づくことができるか不安で…」といったことから、経産婦では「入院中、上の子のことはどうすればいいの?」といったなかなか聞く機会のない素朴な疑問や相談にも丁寧に応じてくれる。助産外来を実際に利用した人からは「1時間じっくりと相談できるのは嬉しい」「出産のイメージができて安心した」との声も多いという。
担当助産師の後藤淳子副師長は「入院前から顔を合わせてお話ができる、妊婦さんとの距離の近さも特長です。お子さんが生まれたときはその分すごく嬉しい」と笑顔。また、照明や内装にもこだわり、アロマを焚くなどリラックスして相談できる環境づくりに努めているという。
なお同院はMFICU(母体胎児集中治療室)を有する、県内にも5カ所しかない総合周産期母子医療センターに認定されている。そのため、母体集中治療を必要とするケースや合併症を抱えた妊婦の受け入れも行っている。後藤副師長は「安心して出産に臨んでもらえるよう助産師と医師が連携してバックアップしていきます」と話している。
■助産外来―助産師による妊婦健診、出産に関する相談など。対象は正期産(妊娠37週以降)で医師の許可のある妊婦。平日(火曜除く)午前。完全予約制。詳細は同医大産科病棟【電話】044・977・8111(内線6530)
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4月25日
4月18日