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デンタルIQを高めよう!その33 歯周病第1回 そもそも歯周病って? 取材協力/かねやす歯科医院
誰もが耳にしたことのある歯周病。聞いたことはあってもどんな病気なのか知らない人も多い。歯周病の症状についてかねやす歯科医院の金安院長に聞いた。
歯周病菌は「骨」を溶かす
「現在30代以上の約8割が歯周病に感染しているといわれています。虫歯が歯を溶かす病気なのに対して、歯周病は歯を支えている骨が溶ける病気です」と金安院長。歯周病菌は歯と歯茎の間の『歯周ポケット』に潜んでいるという。酸素を嫌って奥の方へ深く入り込み、歯茎の血液から栄養を得て増殖していく。「細菌自体も毒ですが、外毒素という有害物質も撒き散らし骨を溶かします。また、菌は集団になって『バイオフィルム』という膜をつくり、数を増やしていくのです」
具体的な症状とは
歯周病は痛みなどの自覚症状がほとんどないのも特徴の一つ。「歯茎が赤く腫れる、口の中がネバネバする、口臭が気になるなどが初期症状にあげられます。さらに進行すると歯の間に隙間ができる、歯茎が痩せる、歯が緩んで噛みにくいなどの症状が出てきます」。下の歯が上の歯を突き上げて出っ歯になることも。「歯周病は重度になると元の状態には戻らなくなってしまいます。日々のブラッシングを怠らないようにしましょう」
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12月20日