(PR)
デンタルIQを高めよう!その34 歯周病第2回 「お口の中は戦場だ!」 取材協力/かねやす歯科医院
「口の中では常に壮絶な戦いが繰り広げられています」と話すのは『かねやす歯科医院』の金安秀樹院長。
戦っているのは攻撃側の「歯周病菌」と守備側となる「免疫細胞」だ。
開戦は「歯肉炎」
菌の感染が始まると歯茎に炎症が起こる「歯肉炎」が発症。この段階から戦いは始まっている。免疫細胞は菌を抑えるために、菌を食べたり有害物質を壊したりする軍隊を出動させる。必至に菌を抑え、常に均衡を保っているのだ。
しかし、人は自ら攻撃側の援軍を登場させてしまう。寝不足やストレス、疲労などの外的要因だ。これにより免疫が低下し、菌の勢力が高まり炎症を大きくする。
ここで免疫細胞の秘密兵器「好中球」がミサイル攻撃を開始。互いに譲らぬ戦いを繰り広げるが、犠牲者となる菌や細胞も。この死骸が膿となり、口臭の原因となってしまう。
最終兵器「司令塔」登場
さらに菌の勢力が増すと、免疫細胞もとうとう最終兵器の「司令塔」を登場させる。通常司令塔は骨を溶かす指令を出して新しい骨に生まれ変わらせていくが、勝ちたいがために指令を出しすぎてしまい歯槽骨まで壊すことに。細菌の毒素も相まって、口の中は取り返しのつかない事態に陥ってしまうのだ――。
歯周病に勝つには菌を除去するしかない。守備側を応援するためにも日々のメンテナンスとケアが重要だ。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
12月20日