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デンタルIQを高めよう!その35 歯周病第3回 「歯周ポケットは細菌の巣窟だ!」 取材協力/かねやす歯科医院
健康な人にも必ずある歯と歯茎の間の「歯周ポケット」。「この歯周ポケットの中こそ、細菌の巣窟なのです」と話すのは、かねやす歯科医院の金安院長。
健康なポケットの深さとは
歯周病の治療は歯周ポケットの深さを測ることから始まる。健康な人であればその深さは1〜2㎜。細菌の感染が始まると歯茎が腫れたり底の組織が破壊されたりし、歯周ポケットがどんどん深くなっていく。
歯茎からの出血も歯周病の目安のひとつで、この時ポケットの深さは3〜4㎜ほど。これは歯周病が始まりつつあるサインだが、自分でブラッシングすることで十分対処できる。5㎜以上になると歯科医での外科処置が必要に。重度になると10㎜近くなり、根の先端まで破壊されていることも。
1㎎に10億個の細菌
歯の表面に付着している白色や黄白色のプラーク(歯垢)は、食べカスなどではなく”細菌のかたまり”。ペン先で引っ掻いたくらいのプラーク1㎎中に約10億個の細菌が存在しているという。プラークを放っておくと歯周ポケットの蓋となり、細菌がさらに増殖。歯周ポケットを深くする要因に。「奥歯や歯の間、歯茎との境目は特に付着しやすいので丁寧なブラッシングで除去しましょう」
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12月20日