4月3日に告示、12日に投開票される神奈川県議会選挙。定数3の宮前区では5人が立候補を表明している。現職3人に加え新人2人が出馬を予定しており、混戦が予想される。(3月10日起稿)
神奈川県議会議員選挙の宮前区の定数は3。これに対し現時点で5人が出馬の意向を示している。
表明しているのは、自民党の持田文男氏(63・5期)と、維新の党の飯田満氏(43・1期)、みんなの改革の土居昌司氏(39・1期)の現職3氏に、民主党の小長井哲也氏(59)と神奈川ネットワーク運動の佐々木由美子氏(47)の新人2氏を加えた計5氏。
各氏の主張は
持田氏は、子育て、高齢者福祉等の諸課題への取組み、また、それらの財源として、「県税につながる、研究や開発などの専門性、技術力が継続的に発揮できる環境の整備が必要」と話す。
飯田氏は、「身を切る改革が必要」と訴える。これまでも県民10万人に対して1人が適正として、議員定数を現行の107から90に削減することを提言しており、その最重要課題は変わらない。
土居氏は、子育てや介護・福祉環境の充実を基本政策に掲げ、「2020年の東京オリンピック・パラリンピック後の景気の反動まで見据えた対策」の必要性を訴える。
小長井氏は、スポーツ整体師として宮前区で19年にわたり2万人を超える人の身体を整えてきた実績を生かした「健康寿命日本一の宮前区をつくる」を政策に掲げる。
佐々木氏は、2期8年の川崎市議としての経験を糧に、「政治を諦めない市民発の政治を神奈川から」をキャッチフレーズに、特に子育て政策や障害者への就労支援などに、生活する市民とともに取り組むとしている。
3月2日現在の区内選挙人名簿登録者数は17万8834人(男性8万8077人・女性9万757人)。前回(2011年4月)の区内の投票率は44・92%だった。
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